天敵のいる畑と害虫に無防備な畑 #農業体験 #神奈川

【自然農】天敵のいる畑と害虫に無防備な畑 #農業体験 #神奈川
　
✅虫による被害がほとんどない「美しい実り」が得られたら嬉しくないですか？
　
　こんばんは、まんまる楽園の宮城幸司です。
　
　もしあなたの作物が、
害虫にやられてしまうとしたら、
それは守ってくれる存在がいないからです。
　
　
１．害虫から守る３つの方法
２．なぜ守らなければいけないのか
３．自然に優しく作業時間も短い方法
　
　
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＊　１．害虫から守る３つの方法　＊
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　家庭菜園や自給農をやっていると、
野菜や穀物を虫に食べられることがありますね。
　
　どうしたらいいんでしょうか。
　
　虫の被害から守る方法は、
主なものが３つあります。
　
(1)農薬
　
　薬の力を使って、虫を殺してしまう方法です。
虫に直接かかるようにして虫を殺すタイプと、
作物に吸収させてその作物を食べたり
吸ったりすると虫が死ぬタイプがあります。
　
(2)虫除けネット
　
　物理的に虫から作物を守る方法です。
害虫のサイズに合わせて、
ネットの網の目のサイズを選んで使用します。
　
(3)生態系
　
　生態系の力を利用して、
虫の被害を減らす方法です。
例えば、天敵に害虫を駆除して貰う方法や、
害虫が嫌う植物を近くに植えることで、
作物を守る方法があります。
　
　
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＊　２．なぜ守らなければいけないのか　＊
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　ところで、初歩的な質問ですが、
なぜ害虫から作物を守らなければ
いけないのでしょうか？
　
　理由は２つです。
　
(1)守ってくれる存在がいないから
　
　天敵という存在がいなければ、
害虫にとっては天国です。
食べ放題、繁殖し放題になります。
だから、被害がどんどん拡大してしまいます。
虫食いだらけになったり、
作物の育ちを阻害することまであります。
　
(2)不健全な健康状態だから
　
　実は植物は、自分を守るために
いろいろな防御システムを兼ね備えています。
たとえば、天敵を呼び寄せる物質を
放出することができます。
しかし、そのようなシステムが
機能しない不健康な状態になっていては、
自分を守ることができません。
　
　
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＊　３．自然に優しく作業時間も短い方法　＊
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　ここまで害虫から作物を守る方法を
３つ見てきました。
どの方法が自然に優しいでしょうか？
どの方法が作業時間が短いでしょうか？
　
　それは　(3)生態系　ですね。
作物を守ってくれる「天敵」がいる、
健全な生態系があれば、
農薬を撒いたり、ネットを掛ける時間が
不要になります。
　
　とはいえ、自然農のような自然系の農法を
始めたばかりだったり、
畑を慣行農法から切り替えたばかりの場合、
残念ながら1年目は
害虫ばかり寄ってきてしまいます。
　
　それは生態系が回復していないからですね。
　
　しかし、我慢して見守ってみましょう。
2年目から天敵となる肉食の虫たちが
来てくれるようになります。
そして、3年目、4年目と
生態系のバランスがどんどん整ってきます。
　
　ですから、極力薬物を使わないで、
生態系を回復させながら、
作物を栽培したいものです。
　
　
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＊　次の一歩　＊
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