【農業体験@神奈川】実証！病気によるブドウの損害額７９％激減

実証！病気によるブドウの損害額を７９％も激減させた方法
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✅もし水を噴霧するだけで、果物の病気による損害を劇的に減らすことできたら嬉しくないですか？
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ㅤこんばんは、まんまる楽園の宮城幸司です。
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ㅤ実験結果が出ました。
従来どおりの方法で栽培した場合と、
塩と水だけを原料とした除菌水の噴霧を追加した場合で、
ぶどうを栽培して比較してみました。
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ㅤそしたらなんと、病気による損害額が、
７９％も削減できました。
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１．病気によるブドウの損害額
２．実験の詳しい内容と利益
３．除菌水の可能性
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＊　１．病気によるブドウの損害額　＊
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ㅤ山梨県勝沼のぶどう園さんでは、
ピオーネという品種を栽培しています。
晩腐病という病原菌による病気による
被害が出ています。
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ㅤ令和３年には、約２０００房のピオーネのうち、
２／３の１３００房が晩腐病に
かかってしまいました。
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ㅤ１房１０００円で計算すると、
１３０万円の損害です。
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ㅤしかし、この晩腐病は、
農薬だけでは防ぐことが難しい
厄介な病気です。
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＊　２．実験の詳しい内容と利益　＊
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ㅤそこで、令和４年と５年の２年にわたって、
実験を行いました。
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ㅤ使用したのは、農業用に開発した除菌水です。
塩と水だけを原料として作られた、
電解次亜水と呼ばれる水です。
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比べたのは下記の２パターンです。
①従来どおりの栽培(農薬散布のみ)
②①に除菌水の噴霧を追加して栽培
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約2,000房のブドウに対して、
実験栽培を行いました。
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令和４年の実験結果はこちらです。
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・晩腐病の発症率ㅤ①１６．６％ㅤ②６．４％
・損害額ㅤㅤㅤㅤㅤ①331,765円ㅤ②128,889円
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令和５年は②のみで栽培をし、その結果は
下記のとおりです。
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・晩腐病の発症率ㅤ②３．５％
・損害額ㅤㅤㅤㅤㅤ②70,000円
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ㅤ令和4年の①と令和5年の②を比べると、
損害額が、261,765円(78.9%)も削減されました。
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※令和5年は令和4年に比べて、
ㅤさらに発症率が下がったのは、
ㅤ噴霧時のムラをなくすなどの
ㅤ工夫したことが影響していると思われます
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＊　３．除菌水の可能性　＊
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ㅤこの除菌水を使用すると、
上記の通り、損害を劇的に減らせるので、
収益が増えます。
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ㅤなんですが…、
それだけではないです。
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ㅤ今回は従来どおりの農薬散布に加えて、
除菌水を使用しました。
この除菌水は病原菌の除菌に効果があるので、
今後は農薬のうち、殺菌剤のタイプの農薬散布を
減らせる可能性があります。
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ㅤもし農薬散布量を減らせるとしたら、
うれしいことが３つあります。
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①農薬代の節約
②商品の安全性の向上
③健康被害の削減
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ㅤ農薬は、皮膚に接触したり、
吸い込んでしまうと、人体への影響があります。
ですから、マスクをしたり、
専用の防除服を来て作業を行います。
除菌水であればそれらを
心配する必要がありません。
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ㅤ気になる農業用除菌水の価格ですが、
２０リットルで１５，０００円(税別)です。
この量で約3,000房に利用できます。
今回の実験内容では2,000房でしたから、
費用は約10,000円です。
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ㅤ1万円の追加投資で、261,765円、
収益が増えたことになります。
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ㅤ今後の実験で、
減農薬も実現できることが実証できれば、
さらにその収益額は増えますね。
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＊　次の一歩　＊
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☆過去の記事はブログにまとまっています☆
https://note.com/manmaru_rakuen/m/m0580e92a6821
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