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【自然農】耕さない農業ㅤ[農業体験@神奈川]

【自然農】耕さない農業ㅤ[農業体験@神奈川]

2023/07/25

【自然農】耕さない農業ㅤ[農業体験@神奈川]

✅もし耕さなくてもよく育つとしたら嬉しくないですか?

ㅤではなぜ耕さなくて良いのでしょうか?

ㅤこんばんは、まんまる楽園の宮城幸司です。

ㅤ耕さないとその分作業が減るだけではありません。
耕さないことによって嬉しいことが3つあります。


1.耕さないと増えるもの
2.耕さないと残るもの
3.耕すと減るもの


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* 1.耕さないと増えるもの *
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ㅤ植物は水と養分を吸って育ちます。
その養分は、有機物を無機物に
分解してくれる生き物がいることによって、
土に供給されます。

ㅤつまり、有機物の分解者が
たくさんいることが
豊かな畑の必須条件です。

ㅤそして、耕さないと増えるものが、
まさにこの分解者です。
自然界の分解者とは、
ミミズやゴミ虫や微生物などのことです。

ㅤ実は耕す度に、
彼らの住処が毎回壊されたり
直接彼らの体が切り刻まれたりして、
分解者の数が減ってしまいます。

ㅤ一方、耕さないことによって、
彼らが心地よく生活することができるので、
分解者が増えていき、
ますます養分豊かな土になっていきます。


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* 2.耕さないと残るもの *
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ㅤでは、そもそも何で耕しているのでしょうか。
その大きな理由の1つが
土を柔らかくするためだと思います。

ㅤ実は土を柔らかくしてくれているのは、
植物の根っこです。

ㅤ植物が根っこによって、
土の中に小さな穴をたくさん開けてくれます。
そして、その植物が枯れることによって、
その根っこも次第に分解されて、
穴だけが残ります。
これが、空気や水を通す隙間となります。
この隙間によって、土が柔らかくなるのです。

ㅤこれを「根穴」と呼びます。

ㅤ根穴が豊富な土は柔らかい土です。

ㅤもうここまでくればお分かりだと思います。
せっかくできた根穴は耕すことによって
全て壊されてしまいます。
そして耕すとその直後は土がふかふかになりますが、
根穴という空間(隙間)がないので、
雨が降ると締まって固くなっていきます。


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* 3.耕すと減るもの *
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ㅤでは、耕すことによって
逆に減るものとは何でしょうか。
それが「腐植」です。

ㅤ毎年耕し続けた畑は土が赤く、
耕すと土塊がゴロゴロとできます。

ㅤ一方で黒い土もあります。
なぜ土が黒いかと言うと、
それが腐植や土壌有機物だと言われています。

ㅤこの腐植は、耕すと減ってしまいます。

ㅤなぜなら、耕すことによって
土の中に多くの酸素が供給されます。
そのため、有機物を分解する
好気性の微生物が急激に繁殖します。
これが、腐植を分解してしまうのです。

ㅤですから、耕すと、土が黒くなる事はなく、
腐植が少ないので、
固くなりやすい土になります。


ㅤここまで見てきたように、耕さないと、

◯養分を供給する分解者が増え、
◯根穴がたくさんでき、
◯腐植が増えます

ㅤつまり、養分が豊かになり柔らかくなります。

ㅤ自然農っていいですね♪
ㅤ不耕起っていいですね♪


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* 次の一歩 *
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